観音供養(蜜供)に振鈴というのがあります。天空いっぱいに響く鈴の音を想像していく、この場面が心の中で鳴るだけでなく、宇宙全体に静かに、しかし圧倒的な響きを呼ぶ起こします。シルクロード・莫高窟の銅鐸や本居宣長愛用の鈴の音などを思いださせます。秋の夜長の鈴虫も好きです。心にしみわたるのは実は静かな音であることを、つくづく思います。